シャーボルトについて
- 2022年01月15日
- 新着情報
シャーボルトは除雪機の除雪する刃を固定するボルトです。
このボルトはある程度の衝撃が加わると折れます。
折れることで高額部品の破損を防ぎます。
下の画像は既定のシャーボルトを使わずにステンレス製の強度が高いものを利用してギアケースが破損してしまったものです。
こうなるとかなりの高額修理になってしまいますので既定のシャーボルトをご利用ください。
またシャーボルトが良く折れてしまうという場合は下記を確認してみてください。
①締め付けが良くできていなくグラグラしている。(増し締めしすぎるとボルトがねじ切れるので注意)
⇒工具で締め付けて手で上下に動かして遊びが無いか確認する。その際に手袋をしてください。刃で手が切れてしまうことがあります。
②スキッドオーガ(左右の下についているソリ)が減ってオーガ(刃)が地面に接触している。
⇒スキッドオーガの交換かまだソリ部分が残っている場合は工具で高さを変えてみる。
③平坦な地面じゃなく凸凹していたり砂利が多くある。
⇒地面から少し浮かして除雪する。石などまき込むとオーガハウジングの中から石が叩いて最終的には穴が開いてしまいます。また石が刃とハウジングの間に挟まってしまって動かなくあります。
④前日の雪がオーガ(刃)に氷ついてしまっている。
⇒除雪が完了したら雪を落とす。
下記が6×20のシャーボルトです。
純正の強度と同等のものでできています。